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Fujiwara Blog

2025.05.15

グッズは“心をつなぐビジネス” ──香港から広州、そして京都ハンナリーズスポンサー会へ

グッズは“心をつなぐビジネス”
──香港から広州、そして京都ハンナリーズスポンサー会へ

こんにちは。株式会社ピュアトーン代表の藤原です。

プロスポーツチーム向けに、キャラクターぬいぐるみや応援グッズを企画・製造・販売する当社では、ファンの皆さんの“想い”をカタチにし、それを通じてチームの価値向上とビジネス成果へとつなげていく、いわゆる「BtoBtoC型」のものづくりを大切にしています。

4月末から5月にかけて、香港・中国本土の展示会や現地工場訪問、そして国内では京都ハンナリーズのスポンサー会への参加と、非常に濃い時間を過ごしてまいりました。
この数日間の体験を通じて、改めて“誰のために、なぜこの仕事をしているのか”を考えさせられました。


香港ギフトショーで感じた「世界が求めるストーリー」

4月29日(火)、香港入りし「香港ギフトショー」を視察しました。
アジア最大級のこの展示会は、世界中のバイヤーが集まる、いわば“ギフトの交差点”です。

展示会場には、ぬいぐるみ・文具・ファッション雑貨など、あらゆる分野のプロダクトが所狭しと並び、各社が創意工夫をこらした提案を行っていました。
近年とくに強く感じるのは、「ものの背景にあるストーリー性」が問われる時代になってきているということ。

私たちがつくるぬいぐるみも、ただ可愛いだけではなく、チームの歴史や理念、ファンとの関係性といった“物語”を込めて設計することで、グッズ以上の価値を持たせられる。
ファンにとっては、記念としても、絆としても、応援の象徴としても、意味を持つアイテムになるのです。

この展示会を通じて、より「意味のあるものづくり」を志す決意が強まりました。

 


広州交易会と現地工場での“つながりづくり”

5月1日(木)には、中国・広州の「交易会(Canton Fair)」を訪問。こちらはさらに規模が大きく、世界中のメーカーとバイヤーがひしめき合う巨大展示会です。

弊社としては、より信頼できる新規製造パートナーを探す目的で視察に臨みました。
特に重視しているのは、「小ロット・高品質・表情の再現性」です。ぬいぐるみというのは、“顔”が命。ミリ単位で印象が変わるため、量産でも感情を込めた表情を再現してくれる工場は非常に貴重です。

そして2日・3日は、実際に候補工場を訪問して現場を見学。
縫製ラインやサンプル部門を直接確認できたことで、クオリティへの信頼が深まりました。
さらに夜は、現地スタッフの方々との食事会にも参加し、文化や価値観の違いを越えて“想い”を共有する機会となりました。

ものづくりは、人づくりでもあります。お互いが相手の立場を思い合うことで、良い製品が生まれ、結果的にファンの笑顔につながると信じています。

 

 

 

京都ハンナリーズのスポンサー会で感じた“現場の熱”

5月7日(水)には、B1リーグ・京都ハンナリーズのスポンサー会にご招待いただきました。

シーズン終盤ということもあり、会場はスポンサー企業や関係者でにぎわっており、今シーズンの成果と来シーズンへの期待が入り混じる、活気ある雰囲気に包まれていました。
弊社が担当しているグッズ企画のご担当者様にもご挨拶でき、現場の声を直接お伺いできたことも大変貴重な時間でした。

この場でも改めて強く感じたのは、「ファンがグッズを手にして喜んでくれること」が、チームのブランドを支え、それがスポンサーとしての満足度にもつながっているということ。

ファンが笑顔になり、グッズが売れ、チームが潤い、スポンサーが評価される。
この連鎖の中に、私たちの製品がしっかりと組み込まれていることに、誇りと責任を感じます。

 

 

BtoBtoCの本質は「共に盛り上がること」

私たちが目指すのは、単なる製造請負ではなく、「共創による価値の循環」です。

エンドユーザーであるファンの皆さんが「応援したい」「思い出として持ち帰りたい」と思うような商品を届けることで、チームや取引先の物販事業が伸び、その成果が私たちピュアトーンの信頼と成長に返ってくる。

この好循環こそが、BtoBtoCの本質だと考えています。

ものをつくるのではなく、気持ちをカタチにする。
そして、そのカタチが誰かの記憶や絆になっていく。
これからも、そんな“意味のあるグッズ”を生み出し続ける企業でありたいと思います。

今後とも、どうぞよろしくお願いいたします。

株式会社ピュアトーン
代表取締役 藤原

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